「そろそろiPhone13を売ろうかな」と考えている方にとって、今の買取相場がいくらなのかは気になるところ。
2021年に登場したiPhone13シリーズは、性能やデザインのバランスが良く、中古市場でも依然として人気があります。
しかし、モデルや容量、状態によって買取価格は大きく異なり、タイミングや売り方によっても数千円〜数万円の差が出ることも。
この記事では、2025年現在のiPhone13の最新買取相場をわかりやすく解説し、高く売るためのポイントやおすすめの買取方法もご紹介します。
「少しでもお得に売りたい」「損をしたくない」という方は、ぜひ最後までチェックしてみてください。
2025年現在のiPhone13買取相場とは？
iPhone13シリーズは発売から数年が経過した今も、高性能かつ人気のあるモデルとして中古市場で根強い需要があります。
とはいえ、買取価格はモデルの種類やストレージ容量、端末の状態によって大きく変動します。
この章では、2025年時点におけるiPhone13シリーズの代表的な買取相場を解説し、自分の端末がどれくらいの価値があるのかを見極めるヒントをご紹介します。
iPhone13シリーズ各モデルの相場目安
iPhone13シリーズには、「iPhone13」「iPhone13 mini」「iPhone13 Pro」「iPhone13 Pro Max」の4つのモデルがあります。
Proモデルはカメラ性能やディスプレイの質が高いため、通常モデルよりも高額で取引されています。
また、同じモデルでも、ストレージ容量が多いほど買取価格が上がり、端末の状態も買取額に大きく影響します。
以下は、それぞれのモデルごとの2025年7月時点の概算買取価格帯の目安です（※状態：良好、SIMフリーの場合）。
| モデル | iPhone 13 | iPhone 13 mini | iPhone 13 Pro | iPhone 13 Pro Max |
|---|---|---|---|---|
| 128GB | 36,000円〜47,000円 | 31,000円〜40,000円 | 48,000円〜64,000円 | 57,000円〜75,000円 |
| 256GB | 39,000円〜52,000円 | 35,000円〜46,000円 | 53,000円〜69,000円 | 61,000円〜80,000円 |
| 512GB | 42,000円〜55,000円 | 42,500円〜56,000円 | 56,000円〜74,000円 | 65,000円〜85,000円 |
※新品、ジャンク品を除いたランクA～C相当の価格（2025年7月28日調べ）
画面割れやバッテリーの著しい劣化があると、ジャンク品扱いとなり大幅な減額となることがあるので注意が必要です。
ネットワーク利用制限の有無が価格に影響する
iPhone13をキャリアで購入した場合、「ネットワーク利用制限」がかかっていることがあります。
これは、端末の分割支払いが残っていたり、料金未払いがあったりする際にキャリアが通信を制限できる仕組みで、中古市場では端末の状態を見分ける基準として「○／△／×」の記号で表されます。
- 「○」＝支払い完了済み（利用制限なし）→ 減額なし
- 「△」＝分割支払い中（制限の可能性あり）→ やや減額対象
- 「×」＝制限あり（通信不能）→ 買取不可またはジャンク扱い
特に「△」の状態では、将来的に「×」へ変わるリスクがあるため、買取業者の中には減額を行うところもあります。
買取前にIMEI番号で利用制限の確認をしておくと安心です。
確認は各キャリアの「ネットワーク利用制限確認ページ」で誰でも無料で行えます。
ジャンク品でも買取は可能？
画面割れや電源が入らないiPhone13でも、「ジャンク品」として買取対象になるケースがあります。
ジャンク品とは、通常の動作が困難な状態にある端末のことで、以下のような状態が該当します。
- ・画面が大きく割れている
- ・タッチ操作が効かない
- ・電源が入らない・起動しない
- ・バッテリーが膨張・劣化している
- ・水没歴がある
一般的な買取価格と比べて大幅な減額にはなりますが、部品取りや修理再販を目的とした買取が行われているため、処分せずに査定に出す価値はあります。
ただし、「アクティベーションロック」が解除されていない端末は、買取不可とされる場合が多いので注意が必要です。
状態に不安がある場合でも、事前に「ジャンク品OK」と明記している業者に相談すれば、無料査定や引き取りに対応してもらえることがあります。
iPhone13の買取相場が上下する理由｜価格変動の仕組みを理解しよう
iPhone13の買取相場は、常に一定というわけではありません。
数週間〜数ヶ月単位で価格が変動することもあり、「この前より安くなってる」「もっと早く売ればよかった」と感じるケースも少なくありません。
この章では、iPhone13の買取価格がなぜ変動するのか、その主な要因を解説します。
売却のタイミングを見極めるうえでも、ぜひ押さえておきたいポイントです。
新型iPhoneの発表・発売が大きな転機に
毎年秋に発表される新型iPhoneは、中古市場の価格に大きな影響を与えます。
特に、発表直後から発売日までの期間は旧モデルの買取が増加し、業者側の在庫が一気に膨らむため、一時的に買取価格が下がる傾向があります。
また、最新モデルとスペック差が大きい場合、古い機種の価値が相対的に下がりやすくなります。
そのため、「どうせ売るなら新型発表前に」というタイミング戦略も有効です。
中古市場の供給と需要バランス
買取価格は、中古端末を再販する業者の「在庫状況」や「需要」に大きく左右されます。
たとえば以下のような影響があります。
- 年末年始や進学・就職シーズンは買い替え需要が増えるため、相場が安定または上昇する傾向
- 一時的に同機種の買取が集中すると、在庫過多となり買取価格が下がる
- 海外需要が高まると、日本国内の買取相場も上がることがある
こうした需要と供給のバランスを背景に、買取価格は細かく調整されています。
カラーやストレージなど、端末の人気にも影響される
同じiPhone13でも、カラーやストレージの容量によって中古市場での人気に差があり、買取価格に反映されることがあります。
たとえば、落ち着いたカラー（ミッドナイト、スターライト）や大容量モデル（256GB、512GB）は比較的需要が高く、価格が安定しやすい傾向があります。
逆に、不人気カラーや最小容量モデル（128GB）は在庫がダブつきやすく、買取額がやや下がることもあります。
高額買取を狙うためにやるべき準備｜価格変動の仕組みを理解しよう
iPhone13を少しでも高く売るには、「売るタイミング」だけでなく、「売る前の準備」がとても重要です。
同じ機種・同じ状態でも、たった一手間で数千円〜1万円以上の差がつくことも珍しくありません。
この章では、iPhone13を高額で買い取ってもらうために、売却前にやっておきたい具体的な準備を紹介します。
付属品や箱があると好印象に
購入時の箱や説明書、Lightningケーブル、SIMピンなどの純正付属品がそろっていると、プラス査定になる場合があります。
とくにApple製品はパッケージも評価対象となるため、可能であればすべてまとめて持ち込むのがベストです。
また、外箱の状態もポイントの一つ。汚れや破損がない方が評価が上がりやすい傾向にあります。
端末の見た目をきれいに整える
外装の汚れや指紋、ホコリを軽くふき取るだけでも印象は大きく変わります。
画面保護フィルムが黄ばんでいたり、ケース跡が残っていたりする場合は、丁寧に掃除しておくだけで「大切に使っていた端末」として評価されることもあります。
専用のクリーニングクロスやメガネ拭きなどの繊維が細かく柔らかい布で拭き、売却前に軽くメンテナンスしておきましょう。
バッテリーの劣化状態もチェックしておく
iPhoneは「設定」→「バッテリー」→「バッテリーの状態と充電」から、バッテリーの最大容量を確認できます。
買取価格はこの数値によっても左右され、最大容量が80％を下回っていると減額対象になる場合があります。
もし著しく劣化しているようであれば、Apple Storeや修理業者での交換も検討しましょう。
バッテリーを新品に交換すれば、かかった費用以上に買取額が上がる可能性もあります。
データの初期化とiCloudサインアウトを忘れずに
買取前に必ず行うべきなのが、iPhone内のデータ削除とiCloud（Apple Account）からのサインアウトです。
これを行わないと「アクティベーションロック」がかかったままになり、買取不可となるケースが多いです。
手順として、設定アプリの「すべてのコンテンツと設定を消去」で初期化を実行する前にサインアウトをしておきましょう。
※iOS 15以降の場合は、初期化する時にiCloudからサインアウトすることができます。
買取業者はロックの有無を厳しくチェックしているため、忘れずに対応しましょう。
買取方法を比較！店頭・宅配・フリマ・下取りのメリットと注意点
iPhone13を売る方法はひとつではありません。
実店舗での買取だけでなく、宅配買取やフリマアプリ、キャリアの下取りプログラムなど、さまざまな選択肢があります。
それぞれにメリットと注意点があるため、自分のライフスタイルや重視したいポイントに合った方法を選ぶことが大切です。
ここでは、代表的な4つの買取方法を比較し、特徴をわかりやすく解説します。
店頭買取｜即日現金化が魅力、対面で安心感も
店舗型の買取業者に直接iPhoneを持ち込む方法です。
その場で査定・現金受け取りができるため、「すぐにお金が必要」「査定内容を確認しながら売りたい」といったニーズに合っています。
一方で、持ち込み先の店舗によって査定額に差が出ることがあり、相見積もりを取らずに即決すると損をする可能性も。
また、混雑時は待ち時間が長くなる場合もあります。
宅配買取｜自宅で完結、手間をかけずに売却できる
オンラインで申し込み、梱包して送るだけで完了するのが宅配買取。
仕事や育児で時間が取れない人にも人気です。
査定額に納得すればそのまま入金、キャンセルすれば返送してもらえる仕組みが一般的です。
ただし、査定完了までに数日かかることや、返送料がかかる場合がある点には注意が必要です。
事前に送料・キャンセルポリシーを確認しておきましょう。
フリマアプリ・オークション｜高額で売れる可能性大、でもリスクも
メルカリやヤフオクなどを利用すれば、自分で価格を設定して販売することができます。
相場より高く売れるケースもあり、利益重視の人にとっては魅力的な方法です。
ただし、出品・発送・購入者とのやり取りなど、手間がかかるうえに、トラブルや返品のリスクもあります。
個人間取引に不安がある方にはあまりおすすめできません。
キャリア下取り｜手軽で安心だが、市場価格よりは低め
docomo、au、SoftBankなどの通信キャリアでは、iPhoneの下取りサービスを実施しています。
機種変更のついでに利用できるため、最も手軽な選択肢のひとつです。
ただし、買取価格は中古市場よりもやや安めに設定されていることが多く、現金ではなくポイントや割引として還元されます。
金額よりも手軽さを優先する人に向いています。
iPhone13を売るベストなタイミングとは？
同じiPhone13でも、売る時期によって買取価格は大きく変わることがあります。
中古市場は常に動いており、需要や供給のバランス、新機種の登場などによって相場が上下します。
できるだけ高く売りたいなら「今が売り時かどうか」を見極めることが大切です。
この章では、買取額に差が出やすいタイミングの見極め方を解説します。
新型iPhoneの発表前が高値を狙いやすい
毎年9月頃に行われるAppleの新製品発表は、中古市場に大きな影響を与えます。
新型iPhoneの登場によって、旧モデルの需要が落ち込み、買取相場が急激に下がることもあるため、
新機種が発表される前の時期が「売り時」とされています。
とくに8月〜9月初旬は、次期モデルの噂が出回りつつも旧モデルの価値が維持されやすい絶妙なタイミングです。
売却を検討しているなら、発表会前に動くのが得策です。
進学・就職シーズンや年末年始は需要が高まりやすい
iPhoneは進学・就職・新生活のタイミングで需要が増える傾向があります。
とくに2月〜4月、あるいは年末の12月は中古スマホの需要が高まるため、買取業者が高値で仕入れを行う時期でもあります。
この時期に売却することで、査定額が通常よりも高めに設定されることも期待できます。
ただし、供給が一気に増えると逆に相場が落ちるケースもあるため、事前の相場チェックが重要です。
バッテリーや外装の状態が良いうちに売るのが鉄則
タイミングだけでなく、端末自体の状態も買取価格に大きく関係します。
バッテリーが劣化して最大容量が80％以下になったり、画面に細かい傷が増えてきたりすると、査定額は大きく減額される可能性があります。
多少使い慣れた機種でも、状態が良いうちに売却することで、高額買取につながることもあります。
「そろそろ買い替えたい」と思ったら、できるだけ早めに行動するのがポイントです。
まとめ｜相場を知って、賢くiPhone13を売ろう
iPhone13は発売から年数が経過した今でも中古市場での人気が高く、状態や売り方次第では十分に高額買取が狙えるモデルです。
ただし、買取相場は常に変動しており、新型iPhoneの発表時期や市場の需給バランスによって価格が上下するため、タイミングを見極めることが重要です。
また、売却前にデータの初期化や外装の清掃、付属品の準備といった基本的な手続きをきちんと行うことで、査定額に差が出ることも少なくありません。
さらに、店頭・宅配・フリマ・下取りなどの買取方法によっても得られる金額や利便性が異なります。
それぞれの特徴や注意点を理解した上で、自分に合った方法を選ぶことが満足度の高い売却につながるでしょう。
「どうせ売るなら少しでも高く、スムーズに」——そのためには、相場を正しく把握し、準備と選択を怠らないことが何よりの近道です。
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